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『車中泊を快適に』PCファンを使った簡単な換気扇作り!!

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今回も見てくださりありがとうございます。

中古のDA64VのエブリイをDIYして、小さな相棒(息子)と車中泊をしているTanと言います。

車中泊と言えば、行った先々で美味しい物を食べるのも楽しみの一つではないですか?

普段と違う車の中で食べる料理ってめちゃくちゃ美味しく感じますよね。

そんな時に困るのが、車内に残る匂いです。

かく言う私も、車内で調理した際の匂いが残り、なんだ〜か嫌な経験をしたことがあります。

少しばかり窓を開放するだけでは、換気が出来ていないことに気付きました。

今回は車内を換気をするべく、後部座席の窓に取り付ける形で簡易的な換気扇をDIYしましたので、紹介させてもらいます。

目次

換気の重要性

匂い対策

トイレに行き戻ってきたタイミングで車の中に入ると、何だか車の中が「臭い」って感じることがあります。

あれって何なのでしょう‥

狭い軽自動車の中だとご飯の匂いや生活臭が余計に感じてしまいます。

匂いにの原因を取り除けるわけではないですが、和らげるためにも換気は大事です。

暑さ&湿気対策

夏の車中泊って結構過酷です。

暑いだけなら扇風機を使って、なんとか寝ることは出来るかもしれません。

ですが、湿気はどう頑張っても無理です。

湿気がまとわりついてくるような、あの感覚がどうしても苦手で寝れません。

完全に湿気を取り除けるわけではないですが、換気することによって随分と楽に車内で過ごすことが出来ます。

一酸化炭素中毒対策

臭い問題、暑さ・湿気問題もありますが、一酸化炭素中毒は命の危険にも関わるので、一番大事です。

そもそも、車中泊中はエンジンを切って行うのが、最低限のマナーです。

エンジンを切るのは騒音問題もありますが、マフラーが塞がり車内に一酸化炭素が充満し、一酸化炭素中毒になってしまうことがあるそうです。

また、車内でガスコンロを使用して調理する場合は、不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒になりかねませんので、IH調理器を使用する以外は、換気が必須になります。

準備編

木材で作る

実は、以前作っていたものがあるんです。

ベースはプラダンで、換気扇の代わりにPC用のファンを使って、リメイクシートは貼り作りました。

機能面は良かったんですが、何だか愛着が愛着が湧かないんですよね。

また、強度的に心配な点があリました。

外側から力を加えると、曲がって簡単に取り外せることが出来るため、防犯上の不安も拭えません。

そのため、今回は木材を使い、防犯性能UP&愛着が湧くようにしっかりと作っていきたいと思います。

サイズを決める

まずは、サイズを決めます。

以前プラダンで作った物を当てて、測定してみます。

窓枠のゴム部分には、段差がありますので綺麗に埋めるようにサイズを測っていきます。

設計図を作る

簡単ではありますが、先ほど測定したサイズに合わせ設計図を作ってみました。

PCファンを使用したいと思いますので、PCファンを付ける側とファンを付けない側で作ってみたいと思います。

パーツは同じサイズにして、通気口の数をPCファン側が4つ、PCファンなし側を5つにします。

PCファンはKEYNICE USB 冷却ファン 2個1組×2セットを使います。

カットするサイズはコチラです。

測定したサイズ

①横 735mm×縦 180mm

②横 710mm×縦 140mm

③横 710mm×縦 5mm

①は基本となるパーツです。開けている通気口はPCファンのグリルの大きさにしました。

②は、①と②の間に入れた網戸を固定するパーツです。

網戸は虫が入ってこないようにするため使用します。

③は2つずつの計4枚準備します。①の前後に貼り、窓を挟みこみためのものです。

①と②と③をパーツを重ね合わせ、木工用ボンドで接着して完成です。

作成編

木材カット

今回はベニヤ板(厚さ5.5mm×横90cm×縦90cm)×1枚を使います。

ベニヤ板は、近くのホームセンターで1,100円で購入してきました。

設計図の通りにベニヤ板をカットします。

①のパーツは、窓の形に沿ってRを描きます。

ちょうどいいRを描けるのが、このドレッシングでしたのでこれを使いました。

通気口を開ける

①と②のパーツに、通気口を開けます。

通気口を開ける前に、イメージを付けるため車内からPCファンを当ててみます。

窓枠のゴムがあるので縁を鉛筆で下書きしておきます。

通気口はPCファンのグリルを外して、下書きします。

間隔ですが、PCファン同士が干渉しないように、グリルのネジ穴を基準にして35mmの間隔を開けました。

この間隔で空けると、PCファン同士が干渉しません。

通気口のあけ方ですが、自在錐を使って開けてみたかったのですが、今回限りで使わなくなりそうな物を買うのは勿体無い。

てことで、ジグソーの刃が入る8mmの穴を開け、そこから拡張するようにしました。

木材を研磨する

表面と縁をサンダーで研磨します。

サンダーで出来ない細かな所は、240番で紙やすりで研磨しました。

塗装する

水性ウレタンの着色出来るニスです。色は新ウォルナットにしました。

雨で濡れるかもしれないのでニスを塗りたかったのと光沢を出すためにこちらを選びましたが、大正解でした。

1回目
2回目
3回目

3回重ね塗りをしたんですが、結構綺麗に仕上がりました。

個人的には少し粘性が強かったので、水で薄めて使用した時が、かなり塗りやすかったと感じてました。

組み立てる

塗装が完全に乾いたら、各パーツを木工用ボンドで接着していきます。

②パーツに木工用ボンドを付けて、少し大きめにカットしておいた網戸を挟み込むように固定します。

クランプして余分な網戸をカッターでカットしました。

網戸はダイソーで購入したものです。

クランプすると、木工用ボンドが溢れ出てくるので、拭き取りましょう。

続いて、③パーツの2枚を①パーツに接着します。

接着したら、ファンを付けない側は完成です。

PCファンを付ける

PCファンを取り付けたいと思います。

ネジが5mmでしたので、大きめの6mmの下穴を開けました。

PCファンからグリルを一度取り外し、グリル→木材→PCファンの順に木材を挟んでネジで固定します。

木材2枚分(5.5mm×2枚=11mm)が厚くなっているので、追加でM5の15mmネジを16個購入しました。

取り付けてみました。

いい感じです。ガタガタすることもなく、固定もしっかり出来ています。

PCファンの配線を処理する

PCファンの配線が固定されていないと、かなり邪魔になるので固定したいと思います。

ダイソーで買った配線カバーで綺麗にまとめ、固定してみました。

続いては、PCファンを動かすためのモバイルバッテリーを付けたいと思います。

仮置きしてみます。

仮置きした結果、USBの差し込み口は上に向けていたらゴムと干渉して入れれなかったので、横向きにして使いたいと思います。

モバイルバッテリーの固定は、色々と考えてみたんですが、ネットで固定するようにしたいと思います。

丁度良さそうなダイソーの自転車カゴネットを使って、作りたいと思います。

大体のサイズでカットして、ダイソーのタッカーで3辺を固定します。

タッカー芯がこのままだと、浮いちゃいますので黒ペンで色を塗り完成です。

いざ、装着

おいおいおい、ちょい待って〜

しっかり隙間が空いてます‥窓ガラスにRがあるとは‥

完全に確認ミスです。

2枚ともしっかり隙間が空いています。

けど、仕方ない‥ミスしたのはどうすることも出来ないんで、修正します。

食器洗い用のスポンジを丁度良いサイズにカットして、接着剤でくっつけてみました。

黒ペンで塗ったので、問題なし。外れたら、黒スポンジを使います。

強度の確認ですが、手で押しても全くビクともしません。

プラダンとは比べれないくらい頑丈です。

と言うことで、最初の段階で窓ガラスにRがあるってことを確認しておらず、やや失敗してしまいました。

失敗の上で再測定した結果

①横 735mm×縦 180mm

②横 710mm×縦 140mm

③横 735mm×縦 5mm

赤字が訂正した箇所

作ってくださる場合は、コチラを参考にして下さい。

まとめ

収納場所

収納は前回のブログで作った床板と運転席の間に置くことにしました。

ここはデッドスペースになっていたので、有効活用になって丁度良かったです。

風量を確認する

ティッシュではありますが、この程度の風量はあります。

手で感じても十分に風量を感じることが出来るので、大満足してます。

車中飯や暑い時期の車中泊が楽しみです。

まとめ

今回のDIYはいかがでしたでしょうか?

事前にサイズを測定していけば、木材をお店でカット依頼できますので、お手軽なDIYだと思います。

是非、参考になればと思います。

ここまで見ていただいてありがとうございました。

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