小さな相棒(息子)と遊び用に購入したDA64VのエブリイをDIYして、車中泊生活を楽しんでいるTanと言います。
よく分からずに初めて行った車中泊での出来事です。
凸凹の車内に苦戦して、全く眠れなかった日を経験しました。
楽しみに行っているのに、疲労感満載で帰宅するのはいかがなものかと‥。
そんな辛い思いをしないためになくてはならないもの‥それが、フルフラットな床です
私が購入したエブリイもフルフラットになるという物でしたが、実際は違いました。
大小様々な段差があり、当然鉄板の上なのでゆっくり出来るはずがありません。
そこで、普段使いを考慮して、取り外しが可能な床を作成することにしました。
近くのホームセンターで購入出来るものを中心に作りましたので、是非最後までご覧下さい。
下準備編
- 合板(厚さ12mm)
- クッションフロア
- クッションフロア用両面テープ
- 木工用ボンド
- ジグソー
- 丸鋸
まずは、合板の購入です。
縦と横のサイズは規格で決まっているらしいので、決めるのは厚さだけですね。
色んな合板が売られてますが、床を作るということもあり、あんまりにも薄い物は折れても嫌ですし、厚くするとその分、重量が増しますので、丁度良さそうな12mmの合板を2枚購入することにしました。
沢山種類があって目移りしますが、一番安いものを購入しました。
合板はあくまでも下地材ということなので、クッションフロアを引くことにします。
クッションフロアは、木目調であれば正直何でもいいかなと思い購入。まぁ気に入らない場合は、後日交換することも出来ますので。
ということで、クッションフロアは既にロール状にカットされている、一番安価な物を購入しました。
その購入したクッションフロアを合板に貼り付ける用に、クッションフロア用の両面テープをAmazonで購入しました。
ホームセンターと比較しても、Amazonが安かったので、そちらで購入!
合板は事前に寸法を測定し、カットしてもらう方が綺麗に仕上がるし、早く完成するので圧倒的に楽です。
ですが、今回はDIYスキルを向上させたいので、丸鋸とジグソーを購入し、自分で木材をカットしたいと思います。
作成編
後部座席に家族を乗せ使うことが時々ありますので、後部座席用と荷室用で2枚の床板を作ることにしました。
荷室には常時置きっぱなしで、用途により後部座席の床のみ取り外せるイメージですね。
作成にあたり、室内の寸法を測定しても良かったのですが、エブリイに備え付けてある汚れ防止?のシートを取り外し、合板に直接書き写すようにして、サイズを決めることにしました。
このやり方だと、失敗は限りなく少なくなると思います。
鉛筆で合板に書き込みましたが、しっかり書かないとカットの時に困ります。
カット後に設置してみると、エブリイの床面は大小な段差があり、平坦な床にはなりませんでした。
特に、32センチの金具があり、こいつが厄介です。
そのため、床面を金具が干渉しない高さまで高くする必要があることが分かりました。
後部座席を使用する時の金具です。
それを解消するために、今回購入した合板の端材を3枚重ねた物を木工用ボンドで重ね合わせ、床板に接着しました。
12mm(端材の厚さ)×3枚=36mm 36mmも床面が上がってしまう‥
軽バンの室内を効率良く使用するために36mmでさえ有効に活用したかったのですが、段差解消のためには致し方ないですね。
念の為、ビスでも固定しました。
これで床板はは作成完了です。
後は、クッションフロアを貼り付けるのみですね。
剥がれる時って、端からだと思うので、端に入念に両面テープを貼り、くっつけました。
はみ出したクッションフロアをカッターで切ったら、完成です。
完成した物を置いてみるとこんな感じです。
木目のデザインがずれてしまったのが残念ですが、まぁ良しとします。
どうでしょうか?必要な物も近くのホームセンターで購入出来る物ばかりで作成出来ますので、DIY素人の私にも作ることができました。
また、今回は丸鋸やジグソーを購入しましたが、店舗からの貸出しサービスや購入時にカットを依頼することも出来ますので、気軽にチャレンジが出来ると思います。
まとめ
今回かかった費用は
・合板(12mm) 1枚1,900円 2枚購入したので、3,800円
・クッションフロア 1枚700円 こちらも2枚購入して、1,400円
・クッションフロア用両面テープ(ニトムズ No.539)1,203円
・木工用ボンド(コニシ 木工用ボンド)211円
・ジグソー(EARTMAN JSW-100SC)5,333円
・丸鋸(マキタ M565) 11,480円
材料費は6,714円です。
ジグソーと丸鋸の金額を足せば、23,527円で作成出来ます。
ホームセンターの機材貸出しサービスや店舗でのカット代を含めたとしても、10,000円も掛からずに仕上がるはずです。
荷室部分は置いたまま、後部座席は取り外し可能なフルフラット床板を作成しました。
いかがでしたでしょうか?
最初心配していた、合板の厚さ12mmですが、何ら問題なく使えそうです。
高さを出すための端材が強度アップの役割もこなしてくれているんだと思います。
今回は、DIYのスキルアップのため木材カットから自分でしましたが、とても面白かったです。
当然失敗も沢山しましたが、自分で何かを作るっていいですよね。
これで、相棒と楽しい車中泊ライフが送ることができそうです。
皆さんも是非フルフラットな床を作ってみて下さい。
見ていただきありがとうございました。
番外編
エブリイのバッテリーは荷室の下に設置されています。
簡単にアクセス出来る様に、床下点検口なる物を取り付けました。
バッテリーの上に来る床板を切り抜くのみです。
しっかりと寸法を測定して、切り抜いたはずですが、位置がかなりずれてしまいました。
床下の作業スペースもないので、もう少し床下を上げないと使いにくいです。
床下点検口は、ダイケンと言うメーカーの物で、メルカリで購入しました。